「あなたの心に幸せの種を植える」をコンセプトとした今作品は、
前作の「心にそっと幸せの花を咲かせる」というメッセ－ジ性から
「あなた自身の心を大切に育てる」というメッセージを
強めたものにしたいと想いを元に生まれました。

「幸せ」って、すっごく欲しいのに、すっごく難しいですよね。
今の環境はよく考えてみたらとても幸福な環境かもしれません。
このカードを手にされたあなた様は、「欲しいな」「素敵だな」と
思った物事に対してしっかりと対価を払える方ということ。

それは、１つのものさしで見てみるととても幸福な環境かもしれません。

私は、人は「多面体」だと思っているので、
１つの角度から見ると幸福のように鮮やかに見えていても、
それぞれどんな環境と状況でも、様々な苦労と、

悩みのコントラストが必ずあるものだと思っています。

このコントラストはお辛いかもしれませんが、

時に「絵」の表現で言えば、このコントラストが強いものが「美しさ」へとつながっていることもあります。

それぞの人がそ一生懸命、幸せを探していて
たくさんん頑張っていると思っています。

だけれども、どうしても「私」自身が自分自身に対して「NG」を
出してしまっていることってとても多いと思うのです。

本来はあなた自身の物語なので、誰にも否定なんてできないものですが、
昨日の自分は、昨年の自分は・・。
お母さんの頃は・・、あの人は・・、
私の価値はどこだろう、どうしよう・・。

この「否定的」な感情は社会的な背景、周りの環境や人間関係によって

大きく左右され日常的に「他人軸」として「心」に

はびこっていると思います。

自分を律するため、成長していくためのの他人軸とプレッシャーはとても重要ですが、
自分が自分であるための他人軸は、振り回されて心が壊れたり、
なくなった時に心が崩壊して、あなたがあなたではなくなってしまう可能性もあります。

時にオラクルカードは「占い」という手法で「精神安定剤」のように使用されることがあります。

ただ、私が信念として作っているのは

「カードからのメッセージを読んで、ご自身がどう思うか、どうしたいか」
あなたがあなたの心の声に気づくきっかけとしてのツールとなって欲しいのです。

あなたは誰かの人生のエキストラではありません、
あなたはあなたの主人公なのです。

振り回されて、壊れたり、なくなって壊れたりそんなことが本当は
あってはならないと思うのです。

あなたという主人公は、本当はどうしたいの？どう生きたいの？
何をすれば幸せと感じるの？誰かを幸せにしたいとき、誰かを愛した時に
どんな言葉を贈れるあなたでありたいですか？

その一つ一つの心の声の確認が、「幸せ」への
ステップではないかと思うのです。

「自分自身と対話する」する材料として、
そして「あなた自身の心を大切に育てる」為のこのカードを
お使いいただけたら嬉しいです。

あなたはあなたのストーリーを紡いでいける。

沁